 |
第9回全体会 |
2015年4月21日 会場/富士市9階会議室 |
30人余が出席 |
◎富士市に新たな文化の継承を…「月の宴」を提案 |
(杉本)いにしえより「富士の竹取物語」が伝承されているが、その発祥は「富士縁起」「古今集為家抄」「三国伝記」「無量寿禅寺草創記」などの文献から、姫名郷乗馬ノ里(富士市今泉・原田・比奈・宗高)とされている。 |
かぐや姫伝説を地域住民の心のよりどころとして、比奈地区の住民が集結して、毎年「姫名の里まつり」を実施。次代へ継承する故郷の宝で、地域の絆をさらに深くする行事になっている。 |
それとはまた別に、竹取物語の伝説をビジュアル化し、富士市の泉の郷構想(今泉・原田・比奈地区の湧水を活かした観光の展開)を盛り込みつつ、地域をまたいだ地元の皆さんの協力をお願いし、新たな伝統芸能を生み出したい。 |
具体的には9月〜10月の満月の夜をねらい、20歳を迎える女性にかぐや姫をイメージした衣装をまとっていただき、舞を交えつつ、行進していく幻想的なイベントにしたいと考えている。 |
 |
富士市在住の日本舞踊家・泉裕紀さんに実行委員長を担っていただく |
(泉さん)企画は自分が昨年、オール富士さん!に提案した。二十歳は、人生の大きな転機を迎える年。そんな女性を地域で祝い、一日だけの大切な日として一生心に残るような、ロマンあふれる祭りになってほしいと願っている。 |
富士市ならではの紙で作られた灯籠によるシンプルな灯りがともる町中を、ゆったりとした女性らしい踊りをしながら竹取公園から永明寺までの800mのあいだを進み、その中で思いを新たにしてゆくイメージ。 |
美しいイメージを定着させ、市内外の人々が見に来られるような祭りに発展してほしい。 |
◎富士山世界遺産登録2周年記念イベントについて |
昨年は富士市内三カ所で大々的に行われ、オール富士さん!は富士市役所で一日、体験やマルシェなどを展開した。今年は市が一カ所で行うということで、オール富士さん!が富士市役所で6/21(日)に去年同様のイベントを行う。今年は屋上のふじさんてらすMierulaも利用可能。 |
準備期間は短いが、今年は市民に「企画・サポーター募集」を広く呼びかけ、市民のアイデアや思いを形にできるようにしたい。 |
◎Art-station in Gakuden |
岳南電車とコラボした企画。駅舎2カ所に紙のアートを展示、吉原工業と協力して段ボールで電車を制作(実寸大)。 |
(八木さん)岳南電車は9.2kmのローカル線。全駅から富士山が観られるのが魅力。 |
段ボールで実寸代のデキ1型を制作。吉原工業模型部の教諭・生徒が制作にあたる。吉原工業の文化祭で発表を予定。その後、富士市制50周年記念イベントにあわせて発表する場を設けたい。 |
◎オール富士さん!の活動資金に…グッズ制作 |
(石原さん)現在のTシャツだけではなく例えばエコバッグを作って販売してみては? |
◎イベントで盛り上げる案 |
(藤田さん)「ふじ」の名前が着く人を集めるとか、市役所の窓を富士山の形になるように照明を点灯するなど。 |
|